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伊勢講座

「伊勢」は旧国名なのです、の話。(その三)

伊勢市民のあるある話で、県外、特に遠方に出かけた時「三重から来ました」と言うと反応がイマイチで、ピンと来てないなと思う相手でも「伊勢から来ました」と言い直すと「あ!伊勢からですか!」と良い反応をしてもらえるというのがあります。具体的な地理関係より心の中での存在の大きさを感じます。この場合は、あきらかに地名より神宮のお膝元のイメージが強いのでしょう。
ちなみに、日本中に名の知られた神社で旧国名を愛称に持っているのは伊勢と出雲くらいではないでしょうか。地名・町名を愛称とする神社はそれはたくさんありますが、旧国名となるとなかなかありません。国ツ神の中心、大国主命を祀る出雲大社が「出雲さん」「出雲もうで」と親われるように日本の総氏神としての「お伊勢さん」は昔から特別な社(やしろ)として存在したのだなということが「旧国名を愛称としている」このことからもわかります。

余話ですが、出雲市にあるJRのメインの駅は「出雲駅」ではなく、「出雲市駅」です。これも伊勢と同じです。

伊勢市観光協会
副会長 山中 一孝

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