御食神社（豊受大神宮摂社）

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家庭を守る水の言い伝え

御食神社は外宮の摂社であり、御祭神は水戸御饗都神（みなとのみけつかみ）です。倭姫命（やまとひめのみこと）に御水を奉った老人の功績を賞したのが創建の起源とされており、域内の「辰の井」という井戸の水が、倭姫命に奉った御水と伝えられています。新年最初の辰の日に、地域住民が辰の井から汲み広げた水を参拝者に配る行事があります。家の周囲にその水を掛け、残り水を台所に供えると火災や水難から逃れられると言われています。