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日の出・月の出の時間は時期により異なりますが、伊勢志摩の日の出の時間は4時40分頃~7時前になります。
満月が見られる月の出は、時期によりますが17時前から19時頃になっています。
伊勢志摩の日の出・月の出おすすめスポットとして、二見興玉神社の夫婦岩、朝熊山頂展望台、伊勢神宮内宮宇治橋が挙げられます。各スポットの紹介と共におすすめの撮影時期もご紹介します。
二見浦海岸にある二つの岩は、夫婦のように寄り添っていることから「夫婦岩」と呼ばれています。
夫婦岩は二見興玉神社にあり、二見興玉神社は、道開き、禊、縁結びや夫婦円満などのご利益のある神社です。
夫婦岩の二つの岩を結ぶ注連縄を張り替える「大注連縄張神事」は毎年5月5日、9月5日、12月中旬の土曜日に行われます。
夫婦岩からの日の出は5月~7月頃に見ることができ、夫婦岩の間から昇る日の出が夫婦岩と海を神々しく照らします。時期が合えば太陽に照らされる夫婦岩のSNS映えする写真が撮れます。
狙い目の撮影スポットは境内富士見橋の擬宝珠(海に向かって右から2番目)周辺です。
夏至の時期、天候次第では富士山が見えることがあるので、日の出と富士山が合わさった光景を見るためには事前に伊勢志摩の天候と静岡県の天候を調べることが重要です。
夏至の日は祭典があり当日の境内は混雑する可能性が高いので、日の出を見る時は前後の一週間がおすすめです。
10月〜1月の間に16日ほどある満月の夜は、夫婦岩の月の出を楽しめるおすすめの時期で、夫婦岩の間から月が昇っていく瞬間、月の光に照らされた海と夫婦岩の幻想的な風景を堪能できます。
その神秘的で心に残る景色は全国から多くの参拝客やカメラマンが訪れるほどです。撮影の際は三脚等で事前に場所を確保することができないので、綺麗な月の出を撮る時は早めに訪れることが大事です。
伊勢志摩スカイラインは全長16.3kmの伊勢市と鳥羽市を繋ぐ天空のドライブウェイです。道中には伊勢志摩で最も高い「朝熊山頂展望台」、恋人の聖地と言われている「天空のポスト」、神宮の鬼門を守るお寺「金剛證寺」などがあり、映画「弱虫ペダル」のロケ地にもなりました。
▶営業時間
7:00〜19:00
※8月のみ7:00〜20:00 となっています。
日本百景の一つである朝熊山山頂の展望台は古くから日の出の遥拝地として知られており、伊勢湾と日の出を一望できます。
天候次第では神島の左上から富士山や御嶽山が見えることもあります。
朝熊岳にある金剛證寺「開山忌」も6月27日、28日の2日間は早朝営業(5:00~19:00)を行っています。
初日の出の遥拝に合わせて、12月31日朝7時から1月1日19時までは終夜営業します。例年は朝熊山初日の出汁[数量限定]のふるまいもあります。
伊勢志摩スカイラインで山頂へ行く公共交通機関は、「参宮バス」(土日祝のみ)となっています。
参宮バスの詳細はこちら
車でのお越しが便利であり、自家用車以外ではタクシーのチャーター、レンタカーという手段が選択肢になります。また、2時間程度で登山も可能です。朝熊岳道の情報はこちら
なお、朝熊山頂展望台は日の出スポットとして有名ですが、営業時間終了の頃には伊勢平野に広がる夜景や月の出を鑑貨できます。
伊勢や鳥羽で花火大会が行われる日は、22時まで営業されますので、山頂から花火を見ることもできます。数年に1度富士山と満月が重なることもあります。
日本百名橋の一つに数えられている宇治橋は、伊勢神宮内宮の入り口にある長さ101.8mの木造橋です。五十鈴川にかかる橋は伊勢街道と神域を繋ぐ橋で、橋の両側には大きな鳥居が立っています。
伊勢神宮内宮の宇治橋は右側通行となっています。
11月下旬~1月下旬の時期の朝7時30分頃に、内宮の宇治橋から昇る美しい日の出を見られます。
宇治橋の前にある鳥居から昇る朝日は美しく、内宮の神聖な空気と相まってここでしか見れない美観を楽しめます。綺麗な日の出が見られる時間帯は混み合うので、早めに宇治橋前に来るのがおすすめです。
内宮宇治橋からの月の出も見どころたっぷりです。月の出を見る時期は、夏至近くの満月の夜がおすすめです。
風の弱い満月の日には月の出に加えて、ムーンピラー(月光が柱のように伸びる現象)が極稀に見れることもあります。