所要時間:1日(2泊3日中)
START
近鉄五十鈴川駅より 車:約7分
近鉄五十鈴川駅より徒歩:約30分
1
外宮からバスで約15分の場所にある皇大神宮(こうたいじんぐう)(内宮)は、お伊勢参りのメインともいえる場所。内宮は皇室の御祖先、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。全国各地からたくさんの人が訪れることから、混雑が少ない早朝の参拝がおすすめです。
大鳥居で一礼したあとは、五十鈴川(いすずがわ)に架かる木造の宇治橋を通って早速内宮へ。
五十鈴川は倭姫命が裾を洗ったという伝説で知られていることから御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれており、心身を清めることができます。
いよいよ天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られている御正宮(ごしょうぐう)を参拝。日本人ならば一度は参拝したいと古くから云われている伊勢神宮へ。心を込めて参拝します。
風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)を通って、風日祈宮(かぜひのみのみや)へ。風日祈宮は、風の神を祀る別宮です。鎌倉時代の元寇(げんこう)の時神風(かみかぜ)を起こして日本を守ったといわれる神です。
内宮でも御朱印を頂くため、神楽殿へ。お守りも受けることができます。
宇治橋に戻る前に子安神社(こやすじんじゃ)と大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)へ。子安神社は子宝に恵まれるように、安産を願う神様として知られています。伊勢神宮では20年に一度、2つの正宮と14の別宮を建て替え、神様に新しい場所へお遷りいただく式年遷宮という神事が行われます。今回は遷宮に準じて建て替えられたばかりの子安神社と大山祇神社をお参りすることができました。
たくさん歩いてお腹も空いてきた!お昼は伊勢グルメを満喫します。
ご正宮
五十鈴川御手洗場
神楽殿
徒歩:約3分
2
伊勢名物の伊勢うどんは、伊勢市に来たならば絶対に食べてみたい一品。内宮の大鳥居から徒歩1分の勢乃國屋で昼食を楽しみます。
もちもちとした太い麺に、タレを絡めて食べる伊勢うどん。タレは、たまり醤油をベースにだし汁などがブレンドされています。食べたことのないうどんの食感・スタイルが楽しめます。
伊勢うどんと一緒に天婦羅も楽しみたい方におすすめのメニューはこちら。栄養価の高いアカモクも、伊勢うどんとの相性抜群です!
昼食は腹八分目、芸能人も多く訪れるという猿田彦神社で“みちひらき”を祈願しにいきます。
伊勢うどん
天婦羅あかもく伊勢うどん
徒歩:15分
3
猿田彦神社には、物事を良い方向に導いてくれる道ひらきの神「猿田彦大神(さるたひこおおかみ)」が祀られています。全国各地から多くのひとが訪れる伊勢屈指のパワースポットのひとつです。
本殿の前には石柱があります。ここはもともと神様がいた場所で、神聖な場所。石には干支が刻まれているているので、願い事を思い浮かべながら触ってみましょう。
形が宝船を連想させる「たから石」は、蛇が乗っているようにみえることから特に縁起が良いとされる石です。
境内には、芸能や縁結びの神様が祀られている佐瑠女神社(さるめじんじゃ)もあります。人や物など、良い出会いに恵まれるようにと願う人は、ぜひここでも参拝してみてくださいね。
もう少しグルメを楽しみたいな〜ということで、早速おはらい町・おかげ横丁を散策!
徒歩:約15分
4
実演販売で提供する“プリントースト”が人気のプリン専門店・伊勢プリンの鉄人。手作りの看板やメニューボードは、フォトスポットとしても人気です。
プリンの液をひたしたトーストを焼き、ブラウンシュガーをのせてバーナーで炙ってカラメリーゼをしてできあがり。中はとろとろ、外はカリカリの食感。生クリームとこだわりのソフトクリームが添えられています。
究極のなめらか食感が味わえるなめらかプリンと、卵の風味が口いっぱいに広がるどこか懐かしいレトロプリンも合わせておすすめです。
もう少しグルメを楽しみたいな〜ということで、まだまだおはらい町・おかげ横丁を散策!
伊勢プリントースト
伊勢プリンなめらか(左)伊勢プリンレトロ(右)
徒歩:すぐ
5
昭和レトロな雰囲気が漂うまるごと果汁店は、水槽の中でキーンと冷えたオレンジ又はグレープフルーツを目の前で搾る100%果汁のフレッシュジュースが楽しめます。
「まるごと果汁 オレンジ・グレープフルーツ」の、フルーツの芯を抜いて中からミキシングし、果汁にそのままストローを指す過程は、見ているだけでワクワク!
空気に触れていないので、フルーツの甘みがしっかりと感じられます。
まるごと果汁 オレンジ・グレープフルーツ
徒歩:約3分
6
おかげ横丁で唯一の団子専門店 だんご屋。お持ち帰りはもちろん、横丁内の縁台に座ってゆっくりと食べることもできます。
目の前で焼き上げた団子は、じっくり焼いたことでお米の風味がより感じられます。甘さと醤油の風味がマッチしたみたらし団子や伊勢地方で昔から食べられてきた黒蜜団子は甘いもの好きな方にはたまらない一品です。
徒歩:すぐ
7
創業明治42年の精肉専門店・豚捨ではコロッケが人気。のれんを抜けるといい匂いがしてきます。ホクホクのミンチカツ・コロッケは行列ができるほど大人気。
油っぽくなく、ぺろっと食べられます。お手頃な価格なのも嬉しい。
ミンチカツ(左)、コロッケ (右)
徒歩:約5分
8
神路屋は、伝統工芸や雑貨などを数多く取り揃えています。
おかげ干支みくじは、手の平サイズの干支の置物の中におみくじが入っています。自分の干支以外にもコレクションしたくなるくらい、とってもキュート!
伊勢木綿を使用した手ぬぐいは、和雑貨として人気を集める商品。伝統的な手ぬぐいは、お土産だけでなく自分へのプレゼントにも最適です。
おかげ干支みくじ
徒歩:約2分
9
ichishinaも、手ぬぐいや伊勢木綿で作られたガマ口、三重県の作家がつくった手作りの陶芸品などを取り揃えた雑貨店。カラフルから古典的な柄まで好きな柄が選べます。同じものは手に入らない、オリジナル商品をぜひゲットしましょう!
徒歩:約2分
10
スヌーピーと和を融合した「スヌーピー茶屋」は、全国に4店舗を構えるカフェ・グッズショップ。店内には、雑貨・タオル・おかし・伊勢うどんなど様々な商品が並んでいます。
伊勢菊の柄を取り入れたデザインの雑貨や、スヌーピーと伊勢の名物デザインされたグッズなど、伊勢店ならではの限定商品はかわいさ抜群です!
存分に散策を終えたところで、外宮周辺に移動し特別なディナーを楽しみます。
車:15分
11
上品な雰囲気が漂うボンヴィヴァンは、大正12年の建物をリノベーションしたレンガ造りの建物。伊勢海老や松阪牛を使ったコースメニューがおすすめ。一皿に必ず一品は地産地消の素材を使用しています。
今回のコースの前菜は、伊勢志摩の幸の盛り合わせ。伊勢マグロ タルタル仕立て、ぶりの燻製、金目鯛の炙りなど見た目にも美しい前菜です。
松阪牛いちぼ肉のステーキには、じゃがいものグラタンを添えて。松阪牛の中でもヘルシーないちぼ肉は、厳選された特別な味わいです。
デザートは天使のチョコレートタルト、モンブラン、アールグレーのアイスクリーム、クラシックショコラなどいろいろなデザートを少しずつ。幸せいっぱいな甘みが食後に楽しめます。
なお、コース料理のメニュー、デザートは時期、その日の食材によって異なりますので、どんなメニューなのかは行ってみてのお楽しみです。
完全予約制ですので事前に忘れずご予約を!
内宮周辺を丸一日満喫して、今日も新しい発見や出会いがたくさんありました。
最終日の3日目は、2日間で回りきれなかったスポットを巡ります。
前菜
松阪牛いちぼ肉のステーキ
デザート