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伊勢の朔日(ついたち)参り

朔日まいりとは、月の最初の日に氏神様にお参りするようになったのが始まりと言われています。一年の最初の日、お正月に皆さんが初詣に行くのと同じように、月を区切りとして神様に感謝の気持ちを伝えます。 伊勢神宮(外宮、内宮)の朔日参りで気持ちも新たに月の始まりを迎えてみませんか。

鳥居前町のおはらい町おかげ横丁では、朔日参りに来られる参拝者を朝市や朝粥、朔日餅などでもてなしています。参拝後はこちらも楽しんでください。
(情報が沢山ありますで、内容は下記リンクからご覧ください。)
内宮前朔日餅・朔日粥特集

朔日参りとは

ひと月の最初の「ついたち」という言葉は、月の満ち欠けに関係する「月立ち(つきたち)」という言葉が変化したものとのこと。旧暦の太陰暦(月の満ち欠けの周期を利用した暦)では毎月1日が新月(朔)で、ものごとの始まりを意味するという説があります。 朔日まいりとは、月の最初の日に氏神様にお参りするようになったのが始まりと言われています。一年の最初の日、お正月に皆さんが初詣に行くのと同じように、月を区切りとして神様に感謝の気持ちを伝えます。特に8月1日は八朔(はっさく)といい、農家では秋の収穫を前に氏神様へ実りを祈願し、お祝いをしました。その頃はまだ米が実っておらず代わりに粟を供えたため、粟餅(あわもち)を食べる慣習があります。この日は例年夕方から夜にかけて「外宮さんゆかたで千人お参り」という行事も行われます。
(令和3年はコロナ禍により縮小して実施 詳しくはこちら

内宮の朔日参り

早朝の神域は清々しく、お参りする際は凛とした心持ちになります。夏は早くに空が明るくなりますが、冬の薄暗い中進む参道はとても神秘的で、趣があります。 伊勢神宮内宮

ひと月無事にすごせたことに感謝し、新しく訪れるひと月も、無事にすごせるようにお祈りします。別宮もぜひご参拝ください。 内宮内の別宮 内宮内のその他見どころ

内宮参拝後のお楽しみ

鳥居前町のおはらい町・おかげ横丁では、朔日参りに来られる参拝者を朝市や朝粥、朔日餅などでもてなしています。参拝後はこちらも楽しんでください。
(情報が沢山ありますで、内容は下記リンクからご覧ください。)
内宮前朔日餅・朔日粥特集

外宮の朔日参り

外宮の早朝も清々しい空気が参道を満たしています。古殿地のあたりから御正宮を眺めると、感謝の気持ちが自然とわきおこります。ひと月無事にすごせたこと、新しい月も無事にすごせるようお祈りします。 伊勢神宮外宮

伊勢神宮 外宮 御正殿

外宮は三別宮の位置が近いためか、別宮にも参拝される方が多いです。冬は6時すぎ頃に風宮のあたりから見える木々の間からの日の出がとても美しいです。 外宮内の別宮 外宮内のその他見どころ

外宮参拝後のお楽しみ

外宮前でも朝粥を楽しめます。内宮前よりゆったりとした雰囲気です。上段が「あそらの茶屋」さん、朝粥は毎日提供されています。下段が「ココット山下」さん、朔日粥は月替わりで予約制です。

神宮の朔日参りいかがでしたか。外宮と内宮で、違ったお参りの雰囲気が楽しめます。1日はだいたい午前8時頃に「神馬牽参(しんめけんざん)」も行われます。天皇陛下から奉納された神馬が正装し、神前にお参りするものです。時間のある方は、順番はともかく両宮参拝がお勧めです。 伊勢の朔日参りで気持ちも新たに月の始まりを迎えてみませんか。

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