目次
猿田彦神社はみちひらきの神様である「猿田彦大神」と「大田命(おおたのみこと)」を祀っています。主神の猿田彦大神が導きの神様であることから、方位除け、五穀豊穣、事業開運、交通安全等の様々なご利益があるといわれています。
そのため、新しいことをこれから始める人や道に迷っている人がお参りすると、猿田彦大神に成功や目的地に導いてもらえるといわれています。
猿田彦大神は古事記や日本書紀に登場し、目が鏡のように光り輝いていて身長が高く鼻が長いという外見です。
方位除け(八方除け)の神様でもある猿田彦大神の神徳を示すために社殿や手水舎の柱や鳥居等、建物の随所が方位を意味する八角形になっているのも特徴です。
猿田彦神社で祀られている祭神は猿田彦大神とその子孫の大田命(おおたのみこと)です。大田命は五十鈴川の霊域を献上して伊勢神宮の創建に尽力した神様だと言われています。
猿田彦神社の宮司を代々務めている宇治土公家(うじとこけ)は猿田彦大神直系の子孫です。
猿田彦神社は伊勢神宮とは直接の関わりはなく別宮や末社、摂社に含まれていません。
しかし、猿田彦大神は天照大御神の孫「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」の道案内をしており、猿田彦大神が開拓した五十鈴川の川上が伊勢神宮内宮の場所になっているため神話上では伊勢神宮と深い関わりのある神社といえます。
みちひらきの神「猿田彦大神」を祀る猿田彦神社には様々な願意があります。
みちひらき、家内安全、身体健全、交通安全、方位除け、厄祓い、商売繁盛、事業繁栄、社運隆昌、工事安全等があり、神様に願いを伝える御祈祷も受け付けています。
「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」の道案内をした神話から、猿田彦大神は交通安全の神様とも言われています。
お祓いをしてもらうには専用のお祓い所に車を前向きで停車し、授与所でお祓いを申し込みます。申し込みには車のナンバーが必要なので、授与所に向かう前に車のナンバーをメモしておきましょう。
お祓いは随時受付しており所要時間は20~30分ほどですが、時期や時間帯によっては時間がかかる可能性があるので、時間に余裕がある状態で申し込みしましょう(お祓いの事前予約は受け付けていません)。
交通安全を祈願する八角形のステッカーで、猿田彦神社の御神紋があしらわれています。
カラーバリエーションは八種類あるので好みの色を選んで、自動車や自転車に付けてください。
猿田彦神社では、子どもの健やかな成長を祈る七五三のお参りや良縁が末永く続くことを祈る結婚式を行っています。他にも様々なお願いごとを神様に伝えるご祈祷を、猿田彦神社では受け付けています。
猿田彦神社では車のお祓いの他に七五三の祈祷も年中受け付けています(各種祭典等で一時的に受け付けていない日もあり)。
祈祷が終わると、千歳飴や犬の飾りが取り付けられたお守り笹が貰えます。
七五三の祈祷は年中受け付けていますが、七五三の日である11月15日には、七五三祭も行っています。
猿田彦神社では社殿で結婚式を行えるプランがあります(1日2組限定)。
参列した家族のお祓いや玉串拝礼等を行い、式の途中では猿田彦神社にだけ伝わる雅楽と舞を合わせた「みちびきの舞」の奉納もあります。
披露宴は伊勢海老や松阪牛を使った「フレンチ」、「和」、「和洋」の3ジャンルの贅沢な料理を味わうことができます。
お宮参りや七五三といった人生の節目で、結婚式の舞台となった猿田彦神社に訪れることができるのは、神前式(神社で行う結婚式)ならではの魅力です。
猿田彦神社の初穂料(御祈祷料)は 5,000円以上となっており、10,000円以上から玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行う準特別御祈祷、30,000円以上から玉串奉奠に加え、御神楽の奉奏がある特別御祈祷となります。
猿田彦神社の授与品には物事を良い方向に導いてくれる「みちひらきお守り」があります。
紫色、緑色、黄色、赤緑色等、お守りの色は八種類あり、持ち運びしやすくて可愛らしい小サイズのお守りもあります。
猿田彦神社の神事の一つ「清砂頒布始祭」で御神前に上げられる御敷地之砂(みしきちのすな)は、土地や物を清める砂です。
新年に合わせて撒き、良い年を迎えることができると言われています。
猿田彦神社の絵馬と十二支守は、他の神社の絵馬やお守りとは異なり、猿田彦神社を象徴する八角形となっています。
可愛らしい絵柄の十二支守は自分の生まれた年の物を身につけると、幸運が訪れると言われているので、自分に合ったお守りを選んでみましょう。
猿田彦神社は巫女の舞がデザインされた虹色の御朱印帳と、五瓜梅鉢(ごかのうめばち)の神紋を入れた薄紫色の御朱印帳の二種類があります。
御田祭が行われる御神田、古殿地の方位石、芸能と縁結びの神社「佐瑠女神社」、珍しい構造の社殿等、猿田彦神社にはみどころが数多くあります。
他のみどころとして、鳥居の柱や社殿の柱等、猿田彦神社には猿田彦大神のご利益がある八角形があちこちにあり、また、全国でも珍しい八角形の絵馬が並ぶ神社です。
八角形が猿田彦神社のあちこちに見られる理由は、猿田彦大神の神徳(方位除け)を表す図形が八角形のためです。
境内の各所にある八角形は縁起のいい図形なので、参拝の際には八角形を探してみましょう!
猿田彦神社の社殿は「さだひこ造り」という他の神社では見られない独特な建築様式です。さだひこ造りは二重破風(屋根の破風が二重の構造になっていること)の妻入造り(建物の端側に出入り口がある構造)という特殊な構造となっており、入り口の二重破風や随所に施された金物が目を惹きます。
社殿の屋根の上にある鰹木(神社等の屋根の上に並べられる木材)や社殿や手水舎の柱、大鳥居等がみちひらきの神様である猿田彦大神にちなんで八角形となっています。
社殿以外の建物も八角形になっている箇所があるので、参拝時は猿田彦神社のどこに隠れているか注目してみてもいいかもしれません。
社殿の内部は木材や白の漆喰、金物で美しく豪奢な内装となっています。
神前結婚式の式場でもあり、神聖な社内で永遠の良縁を誓い合う結婚式が挙げられることもあります。
猿田彦神社の境内の中央には古殿地(遷宮前の古い社殿があった所)があり、そこには方位石が置かれています。
八角形の方位石は、猿田彦神社で神聖なパワースポット。石には干支が刻まれており、社殿にお参りしてから自分の干支や今年の干支等を撫でると、運気を上昇させることができるといわれています。
石の触り方については決まったルールはありません。
方位石は猿田彦大神の御神徳を授かれるパワースポットなので、猿田彦神社を参拝する時には絶対に訪れたい場所です。
社殿の右手側にあるたから石は、宝船に似た形をした石に金運の象徴である白蛇が乗っているように見えることから「たから石」と呼ばれています。古くから宝船と白蛇はどちらも財宝を運んでくれる物と言われており、金運を上昇させてくれるパワースポットです。
二つの縁起物が重なったとても縁起のいいパワースポットです。
境内にある子宝池は猿田彦神社の宮司を務めている宇治土公家(うじとこけ)の産霊神(万物を生み出す神様)を祀っている池です。この池には古くから子宝に恵まれるという言い伝えがあり、子宝池と呼ばれるようになりました。
子宝を授かりたい新婚の方、丈夫な赤ちゃんを生みたいと願う妊婦の方など、安産祈願にたくさんの方が訪れるスポットとなっています。
猿田彦神社にはたから石の他に石に関するパワースポットがもう一つあり、それは君が代の歌詞にも登場する「さざれ石」です。
さざれ石は雨水で溶けた石灰岩の石灰質が小石を集めて固まった石で、猿田彦神社の石は滅多に見られないサイズです。
さざれ石は漢字で書くと「細石」でその名前の通り、細かい石や小石のことですが、人の成長のように年月が経てば経つほど大きくなると言われ、古くから神様が宿る縁起物として各地で信仰を得ています。猿田彦神社に訪れたら、健やかに過ごせるようにさざれ石に祈ってみましょう。
さざれ石の隣にある招霊(おがたま)の木は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が天岩戸の前で舞を踊る時に使用したと伝えられている木です。巫女が神事に使う「神楽鈴」は招霊の木が生やすブドウの形に似た実がモデルになっていると言われています。
また、一円玉の裏面に描かれている若木のデザインのモデルになったという説もあります。招霊の木を舞踏に使用した天宇受売命(あめのうずめのみこと)は踊りの名手であり、芸能の神として古来から芸能関係者から篤い信仰を集めました。
猿田彦神社の駐車場には本居宣長が詠んだ歌の石碑が置かれています。この石碑は本居宣長が参宮した際に宇治土公家に贈ったもので、「神世より神の御末と つたへ来て名くはし 宇治乃土公わが勢 宣長」と書かれています。
「神代から 大神の末裔として 絶えることなく続く 名高き宇治土公家 私の大切な友よ」という意味です。
芸能の神「天宇受売命」を祀る佐瑠女神社では毎年8月18日に「佐瑠女神社例祭」が行われます。祭の当日だけではなく前日も見所で、前日の宵祭では全国から奉納されるたくさんの提灯が点灯され、夜の境内で提灯の明かりによる幻想的な光景を見ることができます。
提灯の明かりが夜の境内を照らす美しい光景は必見です!
芸能の神様を祀る神社らしく佐瑠女神社例祭と宵祭では、舞台等でイベントが行われ、毎年大勢の参拝者で賑わう祭となっています。
猿田彦神社では七五三の日である11月15日に、子どもが健やかに成長していくことを祈る七五三祭が毎年開催されます。猿田彦神社では七五三の祈祷は年中受け付けていますが、七五三祭の当日に祈祷を受けた人は福引を引くことができます。
12月下旬まで境内に七五三用の記念撮影ができる絵馬型のパネルが設置されます。
毎年5月5日に行われる御田祭は三重県の無形民俗文化財にも指定されている有名なお祭りです。猿田彦神社裏の神田で毎年行われており、伝統的な装束に身を包んで田植えをした後、恵比寿と大黒の陣営に分かれて団扇角力(うちわずもう)で対決します。
恵比寿が勝てば大漁、大黒が勝てば豊作でその年が豊漁か豊作のどちらになるかを占います。
団扇角力が終わると、「ハエーヤハエ、ハエーヤハエ」というユニークなかけ声が特徴的な豊年踊りを境内で行います。
「春季例祭」と「秋季例祭」は猿田彦神社で年2回行われる大祭で、春季例祭は4月4日と5日の二日間、秋季例祭は11月4日と5日の二日間行われます。
4日の夕御饌祭では神社を照らすのはロウソクの明かりだけとなり、浄暗(神事を行う際のけがれのない暗闇)と呼ばれる清らかな空間で斎行されます。
新嘗祭は毎年11月23日に全国各地の神社で行われ、秋の収穫を祝い、全ての神様に新穀を感謝するお祭りです。各地で新嘗祭の儀礼は異なりますが、猿田彦神社ではみちひらき大神輿が、おはらい町通りを回り、内宮を参拝します。
清砂頒布始祭は毎年12月5日に行われる祭で、年末年始に備えて全国の猿田彦神社崇敬者のために土地や大地を清める清砂「御敷地之砂(みしきちのすな)」を頒布します。
御敷地之砂は猿田彦神社の授与品です。
大晦日に行われる一年の罪やけがれをお祓いし、清らかな状態で新年を迎えるためのお祭りです。
大晦日大祓式は参拝者も参加できる祭で、参拝者は小麻(こぬさ)と呼ばれる御幣を配られ、小麻を左右に振り息を吹きかけた後、境内の篝火で焼清める祭でもあります。
佐瑠女(さるめ)神社は境内南東にある神社で、縁結びや芸能上達のご利益がある天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀っています。
天宇受売命は天の神様を迎えに来た猿田彦大神と初めて対面した神様で、天岩戸に籠った天照大御神(あまてらすおおみかみ)に出てきてもらうために舞を踊った神様です。
その時の神話から、芸能の神様として信仰されています。
芸能上達を祈願するために多くのスポーツ選手や芸能人が佐瑠女神社にお参りしています。
芸能上達が佐瑠女神社の有名なご利益ですが、佐瑠女神社は縁結びの神社でもあります。
天津神(高天原にいる神様)と国津神(人々の住む大地に住んでいる神様)の神様の仲を取り持った神話から天宇受売命は縁結びの神様としても信仰されており、人と人、仕事や物等の様々な縁を良い方向に繋いでくれるといわれています。
佐瑠女神社は舞鶴の社紋が神社の鳥居の側面部分にあるのも特徴です。
佐瑠女神社の佐瑠女という言葉には由来があります。天宇受売命は天照大御神の甥「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」御一行で、猿田彦大神に地上まで案内されました。
天宇受売命は猿田彦大神と瓊瓊杵尊を初めとした高天原の神々との仲を取り持った神様でもあります。
瓊瓊杵尊の天降りを達成させた功績から、猿田彦大神の名前を元に「猨女君(さるめのきみ)」という称号が与えられました。天宇受売命は後に猿田彦大神と結婚したと言われています。
佐瑠女という言葉の意味は現在でも不明ですが、この神話が佐瑠女神社の社名の由来だといわれています。
■佐瑠女神社の主な願意
芸能の神「天宇受売命」を祀る佐瑠女神社には色々なご利益があります。
佐瑠女神社の主なご利益には芸能上達、スポーツ上達、縁結びが挙げられます。
郵便番号 | 〒516-0026 |
住所 | 三重県伊勢市宇治浦田2-1-10 |
お問合せ先 | 0596-22-2554 |
営業時間(授与所) | 8:30~17:00 |
こちらでは猿田彦神社周辺のおすすめ飲食店をご紹介します。猿田彦神社の近くには寿司屋、フレンチレストラン、カフェ等、様々な飲食店があり、店舗によってはテイクアウトも受け付けています。
料理屋おくやまは古市街道にある旬の地元食材を使用した和食料理店です。
「体に優しい料理」をコンセプトにしており、添加物や保存物を使わない素材そのままの味を生かした料理は、彩りが良くフレッシュな味わいと評判です。
メニューは豊富でコース料理(要事前予約)やリーズナブルな価格な弁当や一品料理等があります。地元民と観光客に好評な名物はカニクリームコロッケで、お土産としても販売されています。伊勢の地酒も扱っておりお酒好きにもおすすめです。
郵便番号 | 〒516-0027 |
住所 | 三重県伊勢市桜木町139番地(伊勢街道沿い) |
電話番号 | 0596-22-1515 |
営業時間 | 12:00~14:00、18:00~21:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
伊勢市桜木町にあるすし処 あつむらは、2019年にはミシュランビブグルマン(ミシュランガイドの基準の一つで、6,000円以下の良質なお店)にも掲載された実績がある寿司屋です。
新鮮な地魚と全国から取り寄せた魚を店主が仕入れており、店主こだわりのネタが提供されます。
寿司屋は敷居の高い印象がありますが、安価かつボリューミーなランチメニューやコース料理も数多くあり、味だけではなくコストパフォーマンスも良いお店です。
郵便番号 | 〒516-0027 |
住所 | 三重県伊勢市桜木町239 |
電話番号 | 050-5488-5063 |
営業時間 | 11:30~14:00、17:00~21:00 |
定休日 | 月曜日(月2回不定休有) |
カンパーニュは伊勢神宮外宮、内宮の中間地点にある老舗フレンチレストランです。
地産地消を大切にしており、シェフの故郷である熊野や伊勢志摩の食材をふんだんに使った本格フランス料理を味わえます。店名のカンパーニュは故郷や田舎という意味で、店内は落ち着けるアットホームな雰囲気となっています。
お菓子のテイクアウトも行っており、作り立てのお菓子が多く揃う12時頃がお菓子を買いに行くのにおすすめの時間帯です。
郵便番号 | 〒516-0035 |
住所 | 三重県伊勢市勢田町115-3 |
電話番号 | 0596-29-2000 |
営業時間 | 10:30~22:00 |
定休日 | 月曜・火曜 |
home+は月読宮近くにあるフレンチレストランです。誕生日のような特別な日に訪れたいお店をコンセプトにしており、月替わりで地元の旬な食材を使ったフランス料理を堪能できます。
シェフはベルギーで修業したことがあり、ワッフルに伊勢の食材を加えた「和っふる」や伊勢海老を贅沢に使ったミニサラダ付きの「伊勢海老カレー」が人気商品です。
夏季限定でベルギーの料理を味わえるコース料理が提供されるベルギーフェアが開催されます。
郵便番号 | 〒516-0028 |
住所 | 三重県伊勢市中村町723-7 |
電話番号 | 0596-23-1243 |
営業時間 | 11:30〜15:00(14:00 LO)、17:30〜22:00(21:00 LO) |
定休日 | 火曜日 |
まめくは月読宮のそばにある豆腐カフェです。豆腐膳、豆腐丼等、豆腐をメインにした体に優しいメニューが数多くあり、豆腐好きにはたまらないお店となっています。
ランチメニューの豆腐膳は、できたて豆腐、あんかけ豆腐、ざる豆腐の三種類から好みの豆腐を選ぶことができます。
夏季限定のかき氷を数種類販売しており、ミルク豆乳を使用したものやラズベリーとブルーベリーをトッピングしたものもあります。
郵便番号 | 〒516-0028 |
住所 | 三重県伊勢市中村町435-7 |
電話番号 | 0596-20-6789 |
営業時間 | 11:00〜18:00 |
定休日 | 木曜日 |
オランジェカフェウッドは五十鈴川駅のすぐ近くにある結婚式場「ザ・オランジェガーデン五十鈴川」に併設されているカフェで、婚礼料理にも使われるソースをメニューに使用したりと、カジュアルな雰囲気でありながら、本格的な味わいが楽しめます。
木の温もりを感じるお洒落なカフェで 、ランチは月替わりするのが特徴。旬の魚介や伊勢鶏、伊勢豚などの地域の食材を使用し、ジャンルにこだわらないシェフの創作ランチプレートやパスタなど、月によって異なるメニューを楽しむことができます。
駅近くにあり、カフェ利用やテイクアウトもできるため、電車やバスの待ち時間の利用もおすすめです。
郵便番号 | 〒516-0028 |
住所 | 三重県伊勢市中村町325-2 |
電話番号 | 0596-21-4040 |
営業時間 | 11:00〜17:00 |
定休日 | 第三水曜日 |
猿田彦神社の近辺には、伊勢にゆかりのある美術館や資料館があります。神宮参拝や猿田彦神社を訪れた時には、ぜひ立ち寄って伊勢の魅力に触れてみてください。
猿田彦神社から徒歩3分の位置にある伊藤小坡美術館は、猿田彦神社宮司「宇治土公貞幹」の長女で明治から昭和にかけて活躍していた画家「伊藤小坡」の作品を展示しています。伊藤小坡は同郷の画家「磯部百鱗」の弟子で、風俗画や美人画を中心に描いた画家です。
落ち着いた佇まいの美術館は美人画や歴史画を中心に展示しており、季節ごとに展示物が入れ替えられるので、時期によって異なる作品を楽しめます。
郵便番号 | 〒516-0026 |
住所 | 三重県伊勢市宇治浦田2丁目4-65 |
電話番号 | 0596-22-2554 |
入館料 | 一般300円、高大生200円、小中生100円 |
営業時間 | 09:30〜16:00 |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
伊勢古市参宮街道資料館は外宮と内宮を繋ぐ古市街道の途中にある資料館です。館内には古市歌舞伎や日本三大遊郭の一つである古市遊郭の歴史が分かる資料を数多く展示してあり、近くの麻吉旅館に関する資料も展示してあります。
常用展示物とは別に期間限定で特別企画展を行っており、時期によって展示物が変化するのも特徴です。伊勢古市参宮街道資料館は入館無料で休憩所も兼ねているので、街歩きで一息つきたい時にもおすすめの場所です。
郵便番号 | 〒516-0034 |
住所 | 三重県伊勢市中之町69 |
電話番号 | 0596-22-8410 |
入館料 | 無料 |
営業時間 | 9:00〜16:30 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、休日の翌日(その日が日曜日の場合は除く)、年末年始(12/29~1/3) |
猿田彦神社や周辺のおすすめスポットをまとめてご紹介させて頂きました。
みちひらきの神である猿田彦大神を祀っている猿田彦神社は様々なご利益がある神社で、境内には方位石や招霊の木等の、ご利益のあるスポットが数多くあります。
芸能人・有名人も頻繁に訪れる佐瑠女神社もたくさんの参拝客が年間を通して来場しており、七五三や結婚式にも人気のある神社です。伊勢神宮やおはらい町にも近い場所にあるので、伊勢観光・伊勢神宮参拝の際には、猿田彦神社にもぜひ訪れてみてください!