天平13年（741）行基が聖武天皇の勅により、鎮護国家の祈願所として創立したと伝わる真言宗の修験道寺院です。修験道とは、自然崇拝による山岳修行で超自然的な力を体得し、呪術的活動を根本とする宗教です。毎年7月7日に催される柴灯（さいとう）大護摩は、火で災厄を焼き払い、人々がお札に記した願い事を昇天させ成就させるお祭りです。地元では「護摩さん」と呼ばれ親しまれています。祈祷、易占、家相、名付けなどを古来の修法をそのままに継続し、祈願に訪れる人が絶えません。
※２０２3年７月７日は、護摩の回数は例年通り７回実施されます。露店は昼から出店の予定です。
